バランスボールの選び方と使い方

バランスボールの選び方からお手軽室内エクササイズでダイエットに活かす方法まで詳しく画像や動画で解説!エクササイズ以外にも椅子代わりに使うことで体幹の強化・腰痛改善などに役立つバランスボールを日々の生活に取り入れましょう。

睡眠時間・睡眠不足とダイエットや肥満の関係について

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睡眠時間とダイエットの関係についてご紹介します。 忙しいとどうしても睡眠時間は短くなりがちですよね…。 肥満は寿命とも密接に関わっているとされ、睡眠時間を確保することは一つのライフハックと言えるのではないでしょうか。

ダイエット効果と睡眠時間

肥満に該当する人10名と被験者数が少ない研究論文ですが参考としてご紹介します。

摂取カロリー量を制限(1日1500kcal)し、睡眠時間5.5Hと8.5Hを2週間に渡り、比較した結果以下の様なデータが得られました。 (比較条件は同一人物を対象に、3ヶ月後に睡眠時間の条件を入れ替えて比較した結果です)

・体重はどちらも減った

・除脂肪に差が出た

・空腹感に差が出た

 

<結果>

・睡眠時間8.5時間:2.9kgの体重減(脂肪が1.4kg減少)

・睡眠時間5.5時間:3kgの体重減(脂肪が0.6kg減少)

体重の減少は睡眠時間による影響は少ないものの、除脂肪率が睡眠時間が長い場合のほうが高かった結果になりました。

参考:Insufficient Sleep Undermines Dietary Efforts to Reduce Adiposity

 また睡眠不足では高カロリー食を欲するという研究論文もあります。

参考:The impact of sleep deprivation on food desire in the human brain 

睡眠時間が不十分だと、満腹感をつかさどるホルモンの働きが妨げられ、食欲を刺激するホルモンが分泌されるため空腹感が25%増加する。カロリー換算では、睡眠時間が減るとカロリー摂取量が1日350~500カロリー増える計算になるという。

参考:睡眠不足は肥満のもと、仏大研究 

長時間睡眠も肥満の原因になる可能性も…。

では逆に長時間睡眠と肥満との関係はどのようになっているのでしょう。

参考:Short Sleep Duration Is Associated with Reduced Leptin, Elevated Ghrelin, and Increased Body Mass Index  

日本語参考:かくれ不眠ラボ

 7~8時間の睡眠時間の対象者が最もBMIが低く、6時間睡眠と9時間睡眠でBMIが高い傾向があります。 可能な範囲で7-8時間睡眠を心がけることがダイエットや肥満予防には良さそうです。

 

今日から寝よう!と思っても思い通りにならないと思いますし、お仕事などの都合で睡眠時間が短くなってしまっている方はどうにも出来ないとも思うので、あくまで参考まで…。