バランスボールの選び方と使い方

バランスボールの選び方からお手軽室内エクササイズでダイエットに活かす方法まで詳しく画像や動画で解説!エクササイズ以外にも椅子代わりに使うことで体幹の強化・腰痛改善などに役立つバランスボールを日々の生活に取り入れましょう。

男性の肥満30年間で倍増!〜男性が気をつけたい生活習慣

町中を歩いていて太った男性が増えたと感じますか??

 

はてなユーザーは男性比率が高いと思いますので、男性と肥満についてご紹介します。

 

私はあまり感じないのですが、肥満の男性はここ30年で倍増しているそうです。

(肥満の定義:BMI25以上)

 

【昭和51年〜平成23年の推移(1976年〜2011年)】

・男性の肥満人口:約15%から約30%へ増加

・女性の肥満人口:20%前後を推移

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参考・画像引用:公益財団法人 生命保険文化センター

http://www.jili.or.jp/lifeplan/rich/health/2.html

 

 

逆に女性はBMI25を超える人口が20%前後で30年ほど振り返っても大きな変化が見られません。

 

女性のBMIに変化があまりない理由

男性の肥満人口が倍増しているにもかかわらず、女性はなぜ変化が少ないのでしょうか。

 

別の資料を見てみましょう。

 

日本人のBMIの推移

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画像引用:「肥満」-日本水産(PDF)(元データ:厚生労働省 国民栄養調査 社会実情データ図録)

 

女性の20代、30代のBMIが減っています。

 

女性の痩せている≒美しいという考えが定着したためと言えるかと思います。

 

この考えの是非や健康か否かはともかく、女性は太らない為に相応の努力をしている人が多いと言えるでしょう。

 

BMIは身長と体重の関係のみから算出された指標ですので、実際の見た目の体型などとは異なりますが、BMIと生活習慣病のリスクには相関性があるとされています。

男性気をつけたい生活習慣

日本人は肥満による生活習慣のリスクが高いとされており、BMI25以上が肥満とされています。(WHOが定める肥満の定義はBMI30以上、25~30未満は肥満予備軍もしくは過体重としています。)

 

「食の欧米化により日本人の肥満は増えた」と聞く事はありませんか?

 

食の欧米化は男女変わらず起こっているにもかかわらず男性ばかり肥満化が進むのでしょうか?

 

<男性が太ってしまう原因>

  • 運動不足
  • 食生活の乱れ(食べ過ぎ・飲み過ぎ)
  • ストレス

 

男性の働き盛りの方は忙しさから、どうしても運動不足になりがちです。

また、お仕事上のお付き合いなどで、お酒を飲む機会が多いなども一つの要因と言えるのではないでしょうか。

 

最近は糖質制限ダイエットや炭水化物抜きダイエットなど炭水化物を減らすダイエット方法が流行っています。極端な考えですと「運動しなくても痩せる」といった表現をする書籍やメディアもあります。(痩せることは間違いないんですが…。糖質制限については後日書きたいと思います)

極端なダイエットに偏らず、「運動も行う」事をオススメします。

 

女性の社会進出が叫ばれる昨今ではありますが、現状ではまだまだ男性の方が外で働く事が多いと言えます。外で働く事でどうしても外食やコンビニ食などの比率が増えます。

 

脂質が多く、どちらかと言うと炭水化物も多い食生活となりがちです。

 

男女の食生活の違いに関しては厚生労働省が毎年発表している調査結果を参考にしますと、

男性は摂取エネルギー量のうち、炭水化物量と動物性の蛋白質を多く摂っています。

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引用元データ:厚生労働省 平成24年 国民健康・栄養調査結果の概要(PDF)

特に20歳から60歳程度までの働いている男性は特にこの傾向が顕著です。(図中の黄色部分)

炭水化物ダイエットの是非は別としても、炭水化物と脂質の組み合わせの食事(牛丼や焼き肉など)は一番脂肪を溜め込みやすい食事と言えます。

 

<変えることをおすすめする生活習慣>

1:ご飯やパン、麺の大盛りを止める

2:電車で立つ、階段を使う

3:早歩きの習慣

4:週1~2回程度の運動習慣

 

断食のようなダイエットは体への負担も大きいですし、続けづらいと思います。

 

運動も急に始めると挫折してしまうことも…。

 

ダイエットは食事と運動習慣の生活習慣の少しづつの変化を続けることが近道です。

 

とは言え、忙しくて外食の多い男性は選択肢が少ないのも現実ですよね…。

 

うどんやどんぶり物を魚を中心とした定食に変更、コンビニご飯等であればカップラーメンやカロリーの高めのお弁当を「サラダ+おにぎり+スープ」などに変更するとカロリーや炭水化物も抑えめに出来ると思います。

 

ご飯の大盛りなどを止めつつ少し小盛りを意識(1番)、日頃からの運動量を少し増やし(2,3番)、可能な範囲で週1~2回のジョギングやウォーキングなどの運動を始めてみましょう。